知らない間に商標権侵害も…。SNSアイコン・ロゴを使う時の注意点をお伝えします

知らない間に商標権侵害も…。SNSアイコン・ロゴを使う時の注意点をお伝えします(ライズワークス ホームページ制作 SEO対策 名古屋) webの豆知識


今や誰もがSNSのアカウントを持っています。
ビジネスをされている方は、SNSを活用して集客・広報活動をされているかと思います。
その際、自身のSNSアカウントを名刺やチラシ・ホームページに紹介して、アクセス数を増やす施策をされる方も多いでしょう。

公式ロゴ・アイコンは各SNSで専用ページから無料でダウンロード可能です。
けれども、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の公式アイコンやロゴを使用する際には、色々と注意しなくてはいけない点があります。

今回は、webに関する豆知識として、SNSアイコン・ロゴを使用する際の注意点についてお伝えしていきます。

SNSロゴ・アイコンを使用する際の注意点

① ロゴやアイコンの使用には許可が必要である

当然ですが、誰かが作ったデザインを使う場合、正式な許可が必要です。
SNSの場合、大抵は利用規約に同意すれば、誰でもフリーでダウンロードできるようになっています。

けれども、「何をやっても良い」というわけではありません。
フリーでダウンロードするということは、利用規約をよく読んで、理解して同意したこと=」ということです。
つまり「利用規約を守るのであれば許可します」ということです。利用規約を理解して、忠実に守る必要があります。

② 公式ルールを必ずチェックする

各SNSには「ブランドガイド」と呼ばれるルールがあります。
アイコンやロゴの使用目的や色の指定、間隔の設定など細かく指定されているので、それらに従うようにしましょう。
ガイドで設定されている使用目的以外では使ってはいけないことが一般的ですし、色を変えたりすることも禁じられています。
また、そのまま手を加えずにデザインを使用したとしてもガイドラインに設定された間隔よりも狭いデザインを作るのも禁じられています。
この間隔のルールについては多くの方が見落としている注意点になりますので、注意が必要です。

③ アイコン・ロゴのサイズを変えない

アイコンやロゴのサイズを変更したり、歪ませたりすることは禁じられています。
ツール作成で使用する場合は、元の比率や寸法が変わってしまわないように注意しましょう。
②でも色を変えることは禁止されている旨を記載しましたが、要は「デザインに一切手を加えない」ということが重要なのです。

④ 商標を侵さない

各SNSのアイコン・ロゴは商標で保護されています。
商標権を侵害しないようにし、各SNSプラットフォームが提供する条件を必ず確認するようにしましょう。

これらの条件は一般的に、「クリエイティブ・コモンズ・ライセンス」と呼ばれます。
フリーダウンロードが増えた時代の新しい著作権ルールです。
「これらの条件を守るのであれば、フリーでダウンロードしてOKです」ということです。

⑤ アイコン・ロゴを改造しない

アイコンやロゴを変に改造したり、悪ふざけで使用することは、各SNSのブランドイメージを損なう行為になるので注意しましょう。

⑥ 透明背景の使用

アイコンやロゴが透明な背景を持っている場合、できるだけ透明なまま使用するようにし、他の背景との整合性を考慮するようにしましょう。
背景を透明にする場合は、PING形式のファイルで保存をすると透明の背景を維持することができます。

⑦ 新しいデザインへの対応

SNSが新しいデザインに変わったら、すぐにそれに合わせてアイコンやロゴを変えるようにしましょう。

少し前に「Twitter」が「X」に変わりました。
変更直後は公式のロゴがリリースされていませんでしたが、現在では「X」の公式ロゴをダウンロードすることができます。
まだ「青い鳥」のままの方は、すぐに新しい「X」ロゴに変更するようにしましょう。

Xについて | Xロゴ、ブランドガイドライン、ポストツール
Xロゴ、素材、Xブランドガイドラインをダウンロードして、ウェブサイトにポストを埋め込む方法をご覧ください。

最後に・新しい時代の著作権ルールを正しく理解しましょう

いかがでしたでしょうか?

SNSを使って自身のビジネスのPRをされている方は大勢いらっしゃいます。
一人ひとりが、インターネットで発信する内容に責任を持たなくてはいけません。

SNSの投稿内容について注意を払うのはもちろんですが、ロゴ・アイコンについても、ルールを正しく理解して使用するようにしましょう。

今回の記事を読まれて、
「チラシや名刺・ホームページでSNSのアイコン・ロゴを使っているけれど、心配になった…。」
という方は、利用規約に反した使い方をしていないか、各SNSの規約を今一度確認されることをお薦めします。

ルールを守り、上手にツールを活用していきましょう!

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