このブログでは、分かりにくいweb関係のアレコレについて、初心者の方に向けて
なるべく専門用語を使わずに分かりやすく解説しています。
今回は、前回の記事で解説したSEOの続きで、SEO対策についてお伝えしていきます。
SEO対策というのも本当によく聞く言葉ですが、
具体的に何を指すことなのかよく分からないという方に向けて、
SEO対策として一般的に行われていることを分かりやすく説明していきます。
1・SEO対策とは

前回の記事では、「SEOとは、検索エンジンで自分のwebサイトを見つけてもらうための施策」と説明しました。
※検索エンジンとはGoogleとかYahooなどのインターネット検索サービスです。
「SEO対策」はSEOのための具体的な行動を指している場合が殆どです。
・ユーザーに対して常に有益なコンテンツ(情報)を提供できているか
・検索エンジンに正しく評価されるように常にwebサイト内のメンテナンスができているか
これらはとても重要と言われています。
「SEO対策 = 情報量を増やすことでキーワードを増やす」と考えてる方も少なくありません。
しかし、
ただ闇雲にサイトのページ数を増やしたり、ブログを書いているだけではSEO対策をしているとは言えません。
SEO対策には、戦略が必要ですし、試行錯誤しながらも時間をかけて積み上げていく覚悟も必要なのです。
2・代表的なSEO対策 3選
① 内部対策

内部対策は、その字の通りサイト内の対策です。
webサイトはパッと見の表面がしっかり作られているだけでなく、
内部も整備されていることがSEO対策では非常に重要です。
具体的にはこのようなものがあります。
ここに載せているものが全てではありません。
分かりやすく代表的なものだけ紹介します。
(※ここでは専門用語は出さないように説明します。)
・「狙ったキーワード」が、ページタイトルや記事タイトルに適切な形で掲載されているか。
・サイト内の画像に適切な形で画像タイトル・説明などの文字情報が入れてあるか。
・webサイトを構成するhtml(webサイトを作るために開発された言語)が適切な形で使われているか。
内部対策は、主に制作業者がwebサイト制作時やメンテナンスの際に行います。
そのため、この記事を読まれている方が(自社サイトをご自身で運用している場合を除き)
直接「内部対策」に携わることはないかもしれません。
けれども、SEO対策の一つとしてぜひ覚えておいていただきたいと思います。
② 被リンクを集める外部対策

これは一言で説明すると、
SEO対策の対象となるサイト(自社サイトなど)へのリンクを一つでも多く外部に貼るということです。
分かりやすい例として、
・SNSを使って自社サイトへのリンクを貼る
・web広告(リンク)を色々な場所に掲載する
・プレスリリースで自社サイト(リンク)を紹介してもらう
・取引先やビジネスパートナー同士でお互いのサイトを紹介し合う(相互リンク)
など、さまざまな方法があります。
※こちらも同様に、代表的で分かりやすいものだけ掲載しています。
検索エンジン(Google、Yahooなど)がwebサイトの重要性を評価する際は、他のサイトからのリンクも基準の一つとしています。
そのため、外部対策はSEO対策の中でも欠かすことはできない重要な要素になります。
③ 良質なコンテンツの積み上げ

内部対策は万全。
外部対策も始めた。
その次にSEO対策としてやるべきことは・・・そうです。
コンテンツ作りです。
代表的なのがブログ記事の作成です。
これについては、多くの方が「ブログ記事を積み上げていく必要性」を感じられていることでしょう。
けれども注意しなくてはいけないのは下記の3点です。
・ユーザー目線で役に立つ情報を発信すること
・自社サービスに関連する内容を書くこと
・ターゲットの検索意図を予想した上でキーワード設定を行い、それに合わせた文章にすること
この3点を守って記事を書き続けて、初めてブログでSEO対策をしていることになります。
今回は、数多くあるSEO対策の中でも代表的な3つを紹介しました。
次回の記事
「SEO対策は一日にして成らず」泥臭い長期戦を乗り越えるためにできることとは
では、
「SEO対策」という長距離マラソンをいかに上手に乗り越えるかについてお伝えしていきたいと思います。