弁護士・税理士・社労士・司法書士・行政書士など、いわゆる「士業」の先生方にとって、集客や見込み客との接点づくりは永遠の課題です。
その中でも、今特に注目すべきなのが SEO対策(検索エンジン最適化) です。
SEO対策を行い、GoogleやYahooなどの検索エンジンからの検索でホームページを上位に表示させることで、ホームページのアクセス数を増やし、見込み客やお問い合わせを増やすことができます。
「専門分野だからSEOは難しいのでは?」と思う方もいますが、むしろ士業こそSEOとの相性が非常に良いのです。
1・なぜ士業はSEOと相性が良いのか

① 専門分野だからこそ検索需要が高い
多くの人は、問題を抱えた際、士業に相談する前にまずインターネットで情報収集をします。
• 「離婚 弁護士 相談」
• 「会社 トラブル 弁護士」
• 「相続 税理士 費用」
このように、具体的な専門的な知識を求めて検索するケースが非常に多いのです。
検索キーワードで少しでもサイトが表示されることが増えれば、具体的な悩みをもった人がホームページを見に来る可能性が一気に高まります。
② 検索する人はすでに「問題を抱えている」
SEO経由でサイトに訪れる人は、既に課題や悩みを抱えています。
つまり「ただの情報収集」ではなく、「早急に解決したい」という意識を持っている人が多数です。
そのため、SEO(自然検索)からの問い合わせは 成約につながりやすい という特徴があります。

③ 1件あたりの単価が高く費用対効果が出やすい
士業の案件は1件あたりの単価が比較的高く、安定している傾向にあります。
そのため、SEOにかけた費用を回収しやすく、投資対効果を実感しやすいのです。
SEOは一朝一夕では成果は出ない長期戦ですが、高単価(高利益率)の商品・サービスであれば投資分を早めに回収することが可能です。
2・SEOで成果を出すためのポイント

① 専門分野を絞り込む
「なんでも相談できます」よりも「離婚専門弁護士」「相続専門税理士」など、専門分野を明確に打ち出す方が検索されやすく、選ばれやすくなります。
実際の業務は幅広く行なってる場合でも、SEO対策を行う場合は、ある程度の成果が出るまではweb集客の分野を一つだけに絞り込んでおきましょう。

② 記事を積極的に発信する
• 相談事例(匿名・一般化した内容)
• 専門知識をわかりやすく解説
• よくある質問への回答
こうした記事を定期的に発信していくことが重要です。
専門用語を多用しすぎず、一般のユーザーが使うと予想されるキーワードを使用して分かりやすい内容で発信していきましょう。


③ 情報は積極的に発信、出し惜しみしない
「専門知識をブログに出してしまうと、自分で解決してしまって依頼につながらないのでは?」と不安に思う方もいます。
しかし実際には心配不要です。
理由は、一次情報と二次情報の差は比較にならないほど大きく、記事を読んだだけでトラブルを解決できる人はほぼいないからです。
むしろ、必要な情報を丁寧に発信していることで「信頼できる先生だ」と感じてもらえ、相談につながります。
そのため、ブログでは情報を出し惜しみせずに、ホームページで積極的に発信していきましょう。
④ 圧倒的なコンテンツ量でライバルと差をつける
SEOで成果を出すには、単発の記事だけでは足りません。
特に士業分野は競合も多いため、圧倒的なコンテンツ量と質が差別化の決め手となります。
• 専門テーマを決めて記事を積み上げる
• 相談者が本当に知りたい情報に答える
• 信頼を構築しながら問い合わせにつなげる
これを繰り返していくことで、検索結果に安定的に表示され、継続的に見込み客と出会える仕組みを作ることができます。
少なくとも月4本(週1ペース)で発信していくことをお勧めしています。


まとめ
士業こそ、SEO対策に取り組むべき理由は以下の通りです。
• 専門性が高く検索需要が大きい
• 検索してくる人は課題を抱えており成約につながりやすい
• 1件の単価が高く投資効果を実感できる
「圧倒的なコンテンツ量 × 専門分野への絞り込み」でSEOを行えば、確実にライバルと差をつけることができます。
士業は、法律で定められた独占業務を持つため広告宣伝に厳しい規制がありますが、だからこそ、専門性や信頼性を証明する上でSEOという正攻法が有効な集客手段となります。
士業における集客の未来は、まさに「SEOによる専門性の発信」にあるといっても過言ではありません。
RISE worksでは、士業のSEOに関してもライティング代行からホームページのSEOサポートまで行っております。
スポットでのサポートも承っております。
web集客にお困りの方、SEO対策を検討されている方は是非一度ご相談ください。

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