こんにちは。
今回もSEO対策について書かせていただきます！
競合が多い業種でビジネスを展開していると、「SEO対策も一筋縄ではいかない…」と感じることが多いのではないでしょうか。
特に、ビッグキーワード（一般的で広範囲に使われるキーワード）での上位表示は各業界の大手企業が独占していることが多く、小規模事業者が１位を狙うのは難しいでしょう。
そんな中で、効果的な手法として注目されているのが「ロングテールキーワード」の活用です。
今回は、このロングテールキーワードを活用したSEO対策について詳しく解説していきます。
１・SEOに有利？ロングテールキーワードとは？
ロングテールキーワードとは、検索ボリュームが少ないものの、非常に具体的で特定のニーズに応えるキーワードのことを指します。
例えば、「カフェ」といったビッグキーワードではなく、「名古屋 伏見 カフェ スイーツ 食べ放題」のように、より詳細なニーズに応えるものです。
このようなキーワードは検索数が少ないですが、意図が明確なため、コンバージョン率が高くなる傾向があります。
似た考え方に「ランチェスター戦略」があります。
ニッチなニーズに絞り込みをすることでコンバージョン率を上げるという方法です。
２・なぜロングテールキーワードが効果的なのか？
ここでは、なぜロングテールキーワードが有効なのかを解説します。
競合が多い業種では、一般的なキーワードで上位表示を狙うことが非常に難しいのです。
大手企業や長年の信頼と実績を持つサイトが上位を独占していることが多いため、新規参入者や中小企業がそのポジションを奪うのは至難の業です。
しかし、ロングテールキーワードを使うことで、以下のようなメリットを得られます。
①コンバージョン率の向上
ロングテールキーワードを検索するユーザーは、具体的なニーズや問題を持っていることが多いのです。
そのため、そのニーズにピンポイントで応えるコンテンツを提供することで、コンバージョン率が高まります。
例えば、「名古屋 伏見 カフェ スイーツ 食べ放題」で検索するユーザーは、まさにその条件に合ったカフェを探しているため、そのニーズを満たすページにたどり着けば、高確率で来店や予約に繋がる可能性があります。
②競争が少ない
ビッグキーワードに比べて、ロングテールキーワードの競争は比較的少ないため、SEO対策がしやすいです。
これにより、限られたリソースでも上位表示を狙うことが可能です。
特に、地域名や特定の特徴を含めたキーワードは、ローカルビジネスにとって非常に効果的です。
③コンテンツの多様化が図れる
ロングテールキーワードを活用することで、サイト内のコンテンツを多様化できます。
これにより、より広範囲のユーザーにリーチできるようになります。
また、様々なニッチなテーマを扱うことで、検索エンジンに対して「このサイトは特定の分野に精通している」という信頼性をアピールでき、サイト全体の評価が向上します。
３・ロングテールキーワードの選び方
ロングテールキーワードを選ぶ際は、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。
以下の手順で適切なキーワードを見つけましょう。
①ターゲットユーザーのニーズを理解する
まずは、ターゲットユーザーがどのようなニーズや問題を抱えているのかを理解しましょう。
そのためには、実際にユーザーから話を聞いたり、SNSでの反応をチェックしたりすることが有効です。
また、検索エンジンやSNSでどのようなキーワードが使われているのかをリサーチすることも重要です。
②キーワードツールを活用する
Googleキーワードプランナーやラッコキーワードなどのキーワードツールを使って、関連するロングテールキーワードを見つけましょう。
これらのツールを使うことで、検索ボリュームや競争のレベルを確認し、最適なキーワードを選定できます。
③キーワードの組み合わせを工夫する
ロングテールキーワードは、単語の組み合わせによって生まれるものが多いです。
地域名、具体的な特徴、サービス内容などを組み合わせて、ユーザーの意図を捉えたキーワードを作成しましょう。
例えば、「名古屋 カフェ」と「スイーツ 食べ放題」を組み合わせることで、より具体的な「名古屋 カフェ スイーツ 食べ放題」というキーワードが生まれます。
ロングテールキーワードを使ったコンテンツ作成のポイント
ロングテールキーワードを選定したら、それを元にしたコンテンツを作成しましょう。
ここで重要なのは、ユーザーの意図をしっかりと理解し、それに応える内容を提供することです。
①タイトルと見出しにキーワードを含める
まず、コンテンツのタイトルや見出しに選定したロングテールキーワードを含めるようにしましょう。
これにより、検索エンジンがページの内容を理解しやすくなり、ユーザーにとってもどんな情報が得られるのかが一目で分かります。
②ユーザーの疑問に答える具体的な内容を提供する
ロングテールキーワードを検索するユーザーは、具体的な疑問や悩みを持っていることが多いため、その疑問に的確に答える内容を提供することが重要です。
例えば、「名古屋 伏見 カフェ スイーツ 食べ放題」をキーワードにした場合、実際のカフェの名前、場所、メニューの詳細、料金、利用者のレビューなど、ユーザーが知りたい情報を網羅したコンテンツを作成しましょう。
③内部リンクを効果的に活用する
ロングテールキーワードを使ったページ間で内部リンクを張り巡らせることで、SEO効果を高めることができます。
関連するコンテンツをリンクさせることで、ユーザーがサイト内で回遊しやすくなり、滞在時間が増えることで検索エンジンからの評価も向上します。
※SEOに有利と言っても、むやみやたらに内部リンクを貼るのはお勧めしません。
あくまで必要最低限、関連するコンテンツのみに絞り込みましょう。
まとめ
競合が多い業種において、SEO対策で勝ち抜くためには、ロングテールキーワードを活用した戦略が非常に有効です。
つまり、検索ボリュームは少ないものの、具体的でニッチなニーズに応えることで、コンバージョン率の高いターゲットユーザーを獲得できます。
キーワードの選定からコンテンツ作成、そして内部リンクの活用まで、ロングテールキーワードを最大限に活かして、競争が激しい市場でのSEOを成功させましょう。
ただし、１点注意が必要です。
ロングテールキーワードの設定を主観で行うと、大きく外してしまうリスクもあります。
必ずロングテールキーワードを設定したら、見込客に近い第三者から意見を聞くようにしてください。
もし、ロングテールキーワードの選定やSEO対策に関するご相談がありましたら、いつでもRISE works株式会社にご連絡ください。
私たちがあなたのビジネスを全力でサポートいたします！
SEOに関する過去の記事はこちら
