こんにちは!
小規模事業者専門・分かりやすいwebサイトを作る会社 RISE works です!
突然ですが、あなたは自分のビジネスを一言で分かりやすく伝えることはできますか?
もしもNOである場合は、このまま読み進めていただければと思います。
キャッチフレーズ・キャッチコピー・宣伝文句・広告文・PR文など、様々な呼ばれ方をしますが、
ビジネスを一言でまとめることは、非常に大きなメリットがあるのです。
ビジネスを一言でまとめるメリット
自分のビジネスを一言でまとめるメリットは5つあります。
- 分かりやすい
- イメージしやすい
- 印象に残りやすい
- 判断してもらいやすい
- 求めている人の心の奥に届く
興味がない人に「興味がない」「必要ない」と判断してもらうことも重要です。
時間は限られているので、できるだけ必要としている人に伝えるための時間を確保しなくてはいけません。
簡潔で分かりやすいメッセージは、相手にすぐに伝わり、興味を持っている人の印象に残ります。
この一言が的確で分かりやすいものであれば、相手の理解が早まり、コミュニケーションがスムーズに進むでしょう。
この一言は、あらゆる場面で使えます。
- 名刺に記載
- webサイトトップページに記載
- 字数制限のあるSNSのプロフィール欄へ
- ビジネス交流会などで短時間のPRに
- 名刺交換時、一言添える時に
- 短時間のPRやプレゼンに
今回は、ビジネスを一言でまとめるための7つのポイントをお伝えしていきます。
ビジネスを一言でまとめるための7つのポイント
① ターゲットとメインコンテンツを決める
ターゲットとメインコンテンツは必ず決めるようにしてください。
一言でまとめるというのは、絞り込みが必要です。
ターゲットとメインコンテンツを決めていないことには絞ることはできません。
この2つを決めないと「一言」でまとめる上で、アイディアが散らかりすぎて収集がつかなくなります。
絞り込むことは、他の可能性を捨てるような印象があり、怖いと思われる方も少なくありませんが、実際にやってみても恐れているような影響はありませんので、思い切って絞り込みをしてみましょう。
② 絞り込んだ「点」を一般に伝わるように抽象化する
これは少しテクニックが必要です。
絞り込んだ「点」とは、ターゲットがどのようなことで困り事を抱えているのかをリストにあげて、さらにそこからお金を出してでも解決したい重要度や緊急性が高い事柄(最優先事項)が何かを想像します。
そして、自分ができることでそれらをどのように解決するかを導き出すのです。
これは、「〇〇に関することは何でもやります」よりも「〇〇をやります」という具体的なものが伝わりやすいものです。
けれども具体化にも注意点があり、あまりに具体化しすぎるとマニアックな内容で伝わり辛くなります。
専門用語が多い業界は特に注意が必要です。その場合は一般に伝わるように抽象化することが必要です。
例:英語教室専門 Googleアナリティクス・サーチコンソールの分析とオーガニック増加のコンサルティング
→英語教室専門のインターネット集客支援
※オーガニックとは:Google、Yahoo!など各種検索エンジンの検索結果からのアクセスのことです。自然検索とも呼ばれています。
③ 抽象度が高すぎると伝わり辛い
抽象度が高いPRは、具体的に何をやっている会社・事業者なのかが伝わりにくくなってしまいます。
例えば「明日の子どもたちの笑顔を作る」というフレーズでは、「具体的にどんな手段で?」というのが抜けています。
これは既にブランディングができている大手企業に向いているやり方です。
例えば誰もが知る企業「トヨタ自動車」であれば、誰もがトヨタ自動車がどのような会社であるかを十分に理解しているので「START YOUR IMPOSSIBLE」がブランドイメージとして浸透していくのです。
他にも「ロッテ」であればお菓子メーカーだと誰もが知っている上に、看板商品も数多くあるからこそ、「お口の恋人」と聞いて、その言葉の意図が理解できるのです。
まだ知られていない小規模事業者はまず知ってもらうところから始まります。
より具体的に分かりやすく伝えることを意識してみましょう。
④ シンプルで一瞬でイメージできるような言葉にする
②に関連していますが、とにかくシンプルで一瞬でイメージできる言葉にしましょう。
ターゲット層(一般の人や、業界の人など)が認識している言葉を使うことです。
言葉には、一般に認識されている意味と、専門の人が認識している意味が大きくかけ離れている場合があります。
例えば「ホームページ」とは一般的には会社のサイトやランディングページを総称するものだと思われている方が多いですが、これらは専門的には「webサイト」と呼ばれます。
また、本来の「ホームページ」とは、「アクセスして最初に表示されるトップページ」という意味なので、一般の認識と本来の意味は若干異なるのです。
⑤ カッコ良さを求めない・ひねり過ぎない
「せっかく自分のビジネスを表現するんだから」と、フレーズを考える時、ついついカッコをつけてしまいがちですが、ひねりすぎると伝わり辛くなります。
③で、抽象度が高い表現は誰もが知る大手企業に向いているやり方とお伝えしましたが、かっこいいフレーズも同じく大手企業向けです。
そもそも「伝える」目的が、大手企業と小規模事業者では全く違います。
大手企業は既に知名度があるので、ブランドイメージの向上を目的としていますが、無名の小規模事業者はその前に、集客・売上アップ・認知度の向上をしていかなくてはいけません。
無難で、求めている人(ターゲット)にそのまま伝わるシンプルなものが一番合っています。
⑥ 確約できないことは書かない
必ず売れます!
必ず〇〇します!
業界最安値!!
・・・というのは、興味付けしやすいパワーワードですが、諸刃の剣でもあります。
例えば、「売れる」という結果は、一つの要素だけでは決まりません。その不確定な要素に対して全責任を背負えるかどうかです。実際に売れるかどうかは、商品や、世の中の景気の動向や、運、本人の行動次第など、本当に様々な要素が関わってきます。
また、「最安値」と言ってしまった手前、終わりのない安売り競争に巻き込まれていきます。
責任逃れをするということではなく、責任が取れる範囲を明確にするということが重要です。
⑦ 一言を決めたら、その方針を貫く
ビジネスを一言でまとめたら、その通りに動くことが大切です。
一度決めた方針は、ある程度の期間は貫き通すようにしましょう。
まとめた内容と実際の動きに整合性がない場合、「言っている事とやっていることが違う」という評価を受けてしまいます。
一貫性は信用を得る上で非常に重要な要素です。
最後に
今回はビジネスを一言でまとめる上での重要な7つのポイントをお伝えしました。
いかがでしたでしょうか?
自分のビジネスを一言でまとめると様々なメリットがあると冒頭で説明しましたが、さらに大きなメリットとしてはこの「一言にまとめる」ことで、事業の方針や動き方が明確になり、迷いなく動くことができるようになるということです。
「ビジネスを分かりやすく周囲に伝えたい」という方は、ぜひ今回の記事を参考に「一言でまとめる」というのをやってみてください。