皆さん、こんにちは。
私たちは、名古屋で活動する、1-5人規模の中小企業向け「カッコいいより分かりやすい」webサイトを作る会社 RISE works(ライズワークス)です。
このブログでは、主に中小企業の社長やweb担当の方に向けて、お役に立てるコンテンツを配信しています。
今回のテーマは「ドメイン名の変更」です。
ドメイン名の変更は、ビジネスに大きな影響を与える危険性があります。
ブランドイメージ、SEO(検索エンジン最適化)、お客様の認識など、多くの要素が関与してくるため、ドメイン名の変更は基本的には推奨はしていません。
けれども、やむを得ず変更しなくてはいけない場面があるのも事実です。
そのため、ここでは、ドメイン名を変更する際に最低限考慮すべき5つのポイントをお伝えします。
この記事を読まれることでドメイン名変更による影響を正しく知り、一つの判断基準として今後活用いただけることでしょう。
1・SEOへの影響
ドメイン名を変更すると、サイトの検索エンジンランキングに影響を与える可能性があります。
そのため、新しいドメインに旧サイトのSEO評価を引き継ぐためには、301リダイレクトの設定が重要です。
これは古いドメインから新しいドメインへのパーマネントなリダイレクトを指し、検索エンジンに対してサイトが移転したことを伝えます。
2・ブランドへの影響
ドメイン名はブランドの一部です。
新しいドメイン名は旧ドメイン名と同じくらい強力で覚えやすく、ブランドのメッセージを正確に伝えるべきです。
新しいドメインが既存のブランドイメージと一致していることを確認し、混乱を避けるためにお客様に変更を明確に伝えることが重要です。
3・リンクの更新
サイト内のすべてのリンクが新しいドメインを指していることを確認する必要があります。
これには、ウェブサイト上の全リンクだけでなく、メールマーケティングやソーシャルメディアプラットフォームに掲載されたリンクも含まれます。
4・コミュニケーション
ドメイン名の変更はユーザーにとって混乱を招く可能性があります。
ユーザーが新しいドメイン名にすぐに慣れるように、変更について事前に通知し、可能な限り詳細に説明することが重要です。
5・テクニカルな側面
DNS設定やSSL証明書の更新など、テクニカルな側面も忘れずにチェックする必要があります。
これらが適切に設定されていないと、サイトのアクセス性やセキュリティに問題が発生する可能性があります。
また、新しいドメインをメールアドレスに組み込む必要もあります。
古いドメインからのメールを新しいドメインにリダイレクトさせる設定も忘れないようにしましょう。
最後に
変更が完了したら必ずテストを行い、すべてが正常に機能しているか確認してください。
このプロセスは時間と労力を必要としますが、それによって多くの問題を未然に防ぐことができます。
ドメイン名の変更は大きな決断であり、適切に管理されないとビジネスに悪影響を及ぼす可能性があります。
しかし、上記のポイントに注意を払い、適切に計画と実行を行えば、スムーズな移行が可能です。
この機会を捉えて、新しいドメイン名でさらなる成功を手に入れてください。