このブログでは、分かりにくいweb関係の知識について、初心者の方に向けて
なるべく専門用語を使わずに分かりやすく解説しています。
今回はMEOについて解説します。
特に今回は、
実店舗を持ち、店舗集客したいと考えられている方には必要な内容になるかと思います。
1・そもそも「MEO」とは何か
MEO(Map Engine Optimization)とは、Googleの地図エンジンの最適化のことを言います。
主に店舗ビジネスにとって重要なwebマーケティング施策の一つです。
海外では「ローカルSEO」とも呼ばれています。
Googleマップに表示される店舗の情報を、適宜最新のものにするなどの整備を行い、
Googleマップで該当するカテゴリーで検索をしたときに、(「ローカル検索」という)
可能な限り上位に表示させたりすることを「MEO対策」といいます。
2・店舗ビジネスをやっているならぜひ取り入れたいMEO
近年、Googleでは「ローカル検索」が行われ、
検索している人の現在地から近い店舗を表示するシステムが注目されています。
例えば、仕事の打ち合わせが思ったよりも早く終わり、
次のアポイントまで時間があるので近くのカフェで休憩しようと考えたとします。
そんな時に、googleマップを開いて「カフェ」と検索すると、現在いる地点から近いカフェが複数表示されます。
出てきた情報の中で、条件に合ったお店に行くという流れです。
条件は、現在地から近い、次のアポの場所から近い、無料wifiが使える、喫煙ができるなど人によってそれぞれですが、
確実に言えることは、この検索で出てこないお店が、お客さまに選ばれる確率は極めて低いということです。
(なぜなら、検索で出てこない=存在を知ってもらえないから)
実際にGoogleの調査では、
ローカル検索をしている人の41%が、検索後24時間以内に店舗訪問しているというデータがあります。
Google提供資料 The power of media-rich map listings(注意:英語表記です)
Googleマップ検索でお店を探している時点で、何かしらのニーズがあるということなので、
この高い数字も納得ですよね。
MEO対策を行うことで、Googleマップで上位表示される確率が上がり顧客獲得につながるため、
店舗ビジネスを中心に注目が集まっています。
3・MEOとSEOは何が違うのか
MEOとSEOは、検索結果の上位化を目的としていますが、検索方法と対策方法に違いがあります。
MEOはマップ検索における上位化で、Googleビジネスプロフィールで上位表示させることを指します。
費用も比較的低く運用しやすいのです。
一方、SEOはインターネット検索でwebサイト自体を上位表示させることを指し、専門スキルが必要で初期費用や維持費がかかります。
運用代行費用も高額になるため、MEOと大きな違いがあると言えます。
SEOについて説明した記事はこちら
4・最後に
MEO対策は今後も注目されることが予想されます。
特にスマートフォンの普及により、ユーザーの検索行動が変化しているため、
店舗ビジネスにおいてはMEO対策を取り入れることが必要不可欠となっています。
SEOと比較すると、MEO対策は低コストですぐにできますので、店舗ビジネスを展開されているのであればすぐにやることをおすすめします。